FARM

GOODGRINDFARMING

GOODGRINDFARMは谷根集落に畑を所有し、

化学肥料や家畜糞尿、農薬を使用せずに

野菜や薬草の栽培を行っています。

土壌微生物や土壌小動物、雑草との共生の中で

雑味がなく味や香りの濃い野菜が育ちます。

循環と遷移

植物が育つ時、微生物や昆虫、小動物が育ち、やがて亡骸は土となりその上に新しい生命が育ちます。

自然は生命の循環を繰り返し、少しずつ地力を蓄積させ、草原はやがて森に遷移していきます。

その過程で生まれる黒い腐植土は微生物の棲みかとなり、ミネラル豊富な植物を育てます。

多様な生命が共生する畑も、この循環と遷移が見られます。

共生

多様な雑草が共生することで、その下には多様な土壌小動物、微生物が棲みつきバランスが保たれています。

地下部では低肥料などの条件で、カビの一種である糸状菌が植物根と共生し、植物が吸収しづらいアミノ酸などの栄養素を補給します。

この共生菌は他の作物や雑草とも共生し、土壌中に菌糸ネットワークを張り巡らせ栄養素や抗生物質などのやり取りをしている可能性が指摘されています。

土と発酵

農法を探究していく中で、土壌菌と人の腸内細菌の類似性に興味を持ちました。

土にとって良いものは腸にとって良く、腸に良いものは土にとっても良いのではないかと考えるようになりました。

GOODGRINDFARMでは土にとっての発酵食として植物性由来の原料を基に、発酵菌や微生物遺体によって野菜や土壌に作用する発酵肥料の製作を行い、栽培に用いています。

キーワード

根圏土壌菌 腸内細菌 エンドファイト 有機態窒素 腐植 腐植酸 フルボ酸 フミン酸 植物性ミネラル 植物性乳酸菌 酵母 酵素 固定種 不耕起草生栽培